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サッカー界きっての“ヒール役” スアレスの特別動画が公開中

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 アディダスが展開中のキャンペーン「There Will Be Haters(憎まれるほど強くなれ。)」では、「憎まれるほど強くなれ。」というコンセプトの下、世界的フットボール選手の限定動画や画像コンテンツがほぼ毎日、アディダス公式ソーシャルアカウントから発信されている。

 キャンペーンのメインキャラクターを務めるFWルイス・スアレスは、まさに「Haters(ヘイターズ)」の象徴とも言える存在だ。天性のゴール嗅覚を持つストライカーとしての能力はだれもが認めるところだが、むき出しの闘争本能は過去にさまざまな“事件”も引き起こしてきた。

 2010FIFAワールドカップ 南アフリカの準々決勝ガーナ戦では延長戦終了間際に相手のシュートを意図的にハンドで阻止。結果、自分自身は退場になりながらもチームはPK戦の末、勝ち上がった。そんな“神の手”だけでなく、度重なる“噛み付き行為”も批判の対象になった。昨年のFIFAワールドカップ ブラジル。グループリーグ最終戦のイタリア戦で相手選手に噛み付き、4か月間のサッカー活動禁止などの重い処分を受けた。

 その影響でバルセロナに加入した今季は大きく出遅れたが、昨年10月25日に行われたレアル・マドリーとのクラシコで初出場。その後はコンスタントに出場を重ね、2月24日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で2ゴールを記録するなど、新天地でも着実に存在感を高めている。

「その圧倒的なプレーが憎らしい」
「不死身のプレーヤー」
「その這い上がり方も、いつだって、頂点に返り咲く様も憎らしい」
「勝つために手段を選ばない様が憎らしい」
「手にキスする様も憎らしい」
「その笑顔さえ憎らしい」

 現在、公開中のスペシャルムービーでは、「Haters Collection」の真っ赤な「adizero f50」を誇らしげに突き出し、ニヤリと笑うスアレスの姿が印象的だ。サッカー界きっての“ヒール役”が似合う男は、批判さえもパワーに変え、今後もゴールを量産していく。

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