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先制PKで歓喜の揺りかごダンス、湘南DF遠藤「今日の昼に生まれたばかり」

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[3.7 J1第1ステージ第1節 湘南1-3浦和 BMWス]

 歓喜の揺りかごダンスを披露した。2年ぶりのJ1の舞台で躍動した湘南ベルマーレは、前半36分にPKのチャンスを得る。このボールに向かったのがDF遠藤航だった。

「PKは最初から僕と決まっていました」と語った遠藤は、ゴール右にきっちり蹴り込んでネットを揺らし、チームに貴重な先制点をもたらした。すると、チームメイトとともに揺りかごダンスを披露する。何とこの日の昼に、遠藤には第2子が誕生していたのだ。

「今日の昼に2人目の子供が生まれたばかりでした。点を取ったらやろうとチームメイトが言ってくれていたので、それを実現できたのは良かったし、奥さんと子供も喜んでいると思います」と揺りかごダンスの実現に頬を緩めた。しかし、前半41分に同点に追い付かれて後半を迎えると、浦和に2点を奪われて1-3の逆転負けを喫してしまう。遠藤は「できれば勝って、勝利をプレゼントしてあげたかったですね」と唇を噛んだ。

 前半はアグレッシブな姿勢を示しながらも、後半に入り失速してしまったこともあり、「前半はカウンターから良い形を作れたけど、後半は精度という部分ではまだまだだったと思う」と反省を口にした遠藤だったが、「2年前よりも自分たちは成長できていると思うし、自分たちのやってきたサッカーをブレずに続けていきたい」と湘南のスタイルを貫いて勝ち点を獲得していくことを誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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