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3戦連続先発の南野、ゴールを何度も脅かすが…ザルツブルクは2戦ぶり勝利

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[3.15 オーストリア・ブンデスリーガ第25節 ザルツブルク2-1シュトルム・グラーツ]

 オーストリア・ブンデスリーガは15日、第25節を行い、MF南野拓実の所属するザルツブルクがシュトルム・グラーツをホームに迎え、2-1の勝利を収めた。右サイドハーフとして先発出場した南野は後半27分で途中交代となった。

 序盤からゴールを脅かす場面を作り出すザルツブルクが、前半12分に先制に成功する。後方から送られたボールに反応したFWマルコ・ジュリチンが相手DFとの競り合いを制すと、PA内に一気にボールを運ぶ。するとGKとの1対1を制して、右足アウトサイドで冷静にネットを揺らした。

 しかし前半23分、S・グラーツにCKのチャンスを与えると、マドルのヘディングシュートはGKベーテル・グラーチが好セーブで阻みながらも、こぼれ球をピージンガーに蹴り込まれてスコアを振り出しに戻されてしまった。

 前半36分には右サイドを突破した南野のシュート性のクロスに、逆サイドのFWジョナタン・ソリアーノが合わせるも、シュートは枠を捉えることができず。その後も南野は右サイドから好機を生み出し、同42分にはPA内に侵入して自らシュートを放ったが相手GKにセーブされて勝ち越しゴールとはならなかった。

 1-1のまま後半を迎えると、後半17分南野に好機が訪れる。左サイドから展開されたボールを受けると、味方とのワンツーでシュートまで持ち込んだがGKの守備範囲に飛んでしまう。さらに同20分にはジュリチンのスルーパスに反応してPA内に侵入し、相手DFを鮮やかなステップでかわして右足でシュートを狙ったが、ボールは枠を捉えなかった。

 好機を生かし切れなかった南野は後半27分に交代。すると同31分、スローインからボールをつなぐと、こぼれ球を狙ったMFナビ・ケイタのミドルシュートがソリアーノに当たってコースが変わりネットを揺らし、ザルツブルクが勝ち越しに成功した。その後、スコアは動かずにザルツブルクが2-1の勝利を収め、2試合ぶりの白星を獲得した。


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