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[MOM1352]横河武蔵野FCユースFW渡辺将矢(新3年)_思い切りの良さ取り戻して勝ち越し弾

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.14 アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ予選リーグ G大阪ユースB 2-4 横河武蔵野FCユース J-GREEN堺]

 やや欠けていた思い切りの部分。拮抗した展開の中、背番号9が思い切り良く振り抜いた一撃がゴールへ突き刺さった。横河武蔵野FCユースは1-1で迎えた後半、FW渡辺将矢(新3年)が勝ち越しゴール。MF太田翔の突破から、渡辺は混戦のゴール前で思い切り良く左足を振り抜いた。「練習試合とかで入らない時に一個余計なところがあって、この試合の前半も一本振れるところで振れなかった。でも、監督の言葉を思い出してというのもあって、あそこ(ゴールシーン)では気持ち良く振れることができました」。

 浦和ジュニアユースから横河武蔵野FCユースへ加入したストライカー。力はある。だが、決めきることができていなかった。「(2日前の)木曜日に東京のリーグでそこでも点が獲れて、それが久々のゴールだった。ここで1点入れられたという流れもあって、自分にちょっと自信が戻ってきたかなというのがある」。得点する感覚と自信を取り戻しつつある。増本浩平監督は「もっとできる」とハッパをかけながらも、豪快な一撃を決めたFWについて「だんだんフィットしてきているし、思い切って振ったら入るって彼も分かってきているかなと思う」と目を細めていた。

 渡辺にとって今回の第1回「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」関西大会は「ガンバのBもAもそうなんですけど、個の能力とか相手のDFと駆け引きのところとか、そういうところでトップクラスのところで自分何ができるか試したい」と自分を試す大会だと位置付けている。その中で決めた今後に繋がるゴール。「今、9番背負っている。歴代の先輩とかもストライカー、9番の責任あるプレーをしていた。自分も頼られるストライカーになりたい」というFWは今後、迷わずに、全力でストライカーとしての仕事を全うする。

(取材・文 吉田太郎)
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