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G大阪が3冠の意地を見せる! 途中出場の大森弾でACL初勝利!!

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[4.7 ACLグループリーグ第4節 ブリーラム・U1-2G大阪]

 AFCチャンピオンズリーグは7日、第4節を各地で行い、昨シーズン国内3冠のガンバ大阪はアウェーでブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦した。開始早々に先制されたG大阪だったが、FWリンス、MF大森晃太郎のゴールで逆転。2-1で今大会初勝利を挙げている。

 3試合を終えて1分2敗とグループリーグ突破に厳しい状況にいるG大阪をアクシデントが襲う。前半6分に先発出場したDF西野貴治が負傷してしまう。8分には西野に代わり、DF金正也がピッチに立ったが、試合再開となったCKをDFティーラトンに直接決められてしまい、1点を追い掛けることとなる。

 その後もFWジオゴのシュートをGK東口順昭の好セーブで凌いだG大阪は、劣勢に立たされる。それでも前半25分にMF今野泰幸がPA外から左足でミドルシュートを放つと、少しずつチャンスを作り出す。41分には細かくパスをつなぎ、PA内までボールを運ぶと、MF倉田秋の持ったボールをDFに突つかれる。これを拾ったリンスが冷静にゴールネットを揺らすと、終盤のピンチをGK東口の好セーブで乗り切り、1-1で前半を折り返した。

 後半に入ってもG大阪はブリーラム・Uに押し込まれる時間帯が増える。後半15分にはMFジャッカパン・ケウプロムに決定的なシュートを打たれたが、ここもGK東口が好セーブで凌ぐ。同16分にはMF阿部浩之に代えてFW赤嶺真吾を投入するG大阪だが、なかなか試合の流れを変えられない。

 後半36分には再びブリーラム・Uに決定機が訪れるが、ゴール正面でボールを拾ったジオゴのシュートをGK東口がセーブ。こぼれ球をMFプラキット・ティープロムが合わせたが、枠を捉えられなかった。同41分には攻め上がったティーラトンにゴールを割られるが、オフサイドの判定に救われる。

 圧倒されながらも迎えた42分、G大阪はFW宇佐美貴史が左サイドから右にパスを入れると、DF米倉恒貴が1タッチで折り返す。これを後半33分から出場していたMF大森晃太郎が合わせて2-1と逆転した。3分間のアディショナルタイムも凌ぎ切ったG大阪が、2-1で逆転勝利を収めている。グループステージ突破に望みをつないだG大阪は、次節は22日にアウェーで広州富力(中国)と対戦する。

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