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先発奪取狙う広島FW浅野「今の役割で結果を残す」

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[4.29 J1第1ステージ第8節 横浜FM 1-2 広島 日産]

 あとはピッチに送り込まれるのを待つばかり。試合は1-1とドローの状況。勝ち越し点を奪うために、サンフレッチェ広島FW浅野拓磨はピッチ脇で出番を待っていたが、次の瞬間にFW佐藤寿人の決勝ゴールが生まれた。

「『点を取って来い』『ドンドン裏を狙え』と言われていました」と森保一監督から声を掛けられていた浅野。「ただ、その瞬間に勝ち越しゴールが生まれました」と状況が変わったことで、頭を切り替える。「リードできたことで相手の裏のスペースも出てくると思ったので、自分にとってプラスになると感じていました」と、リードを守りつつもダメ押しゴールを狙いに行こうとしていた。

 そして、後半30分には鋭いドリブル突破で一気にPA内まで持ち込んで好機を迎えようとしていた。自身J初得点となった第6節F東京戦ではドリブルで持ち込んで、そのままゴールネットを揺らしている。F東京戦同様にゴールまで陥れるかと思われたが相手DFのカバーに遭い、シュートまで持ち込むことができなかった。

「FC東京戦のイメージが湧いてきたということはなかったです。でもボールを持って前を向いて仕掛けたときに、自然とドウグラスの動きを見て、逆を突いて仕掛けて行きました。ただ、相手にカバーに入られて止められてしまいましたね」と声を落としたが、すぐさま上を向く。「ああいう場面では周りに使える味方もいますが、自分の特長を考えると、ドンドン仕掛けていきたいです」。

 今季、開幕スタメンを飾った。しかし第2節以降、先発からは遠ざかっている。「もちろん頭からでたい」と前置きしながらも、「今はこの役割(途中出場)で結果を残していくことが大事です。あとは足下で受けたときの判断力やボールを収める能力が欠けていると思うので、そこをレベルアップさせていけば、もしスタートから使ってもらえたとしても攻撃の起点になれると思っています」。ドリブルでの仕掛けや裏への抜け出しには自信を持っている。新たな武器を身に付けて、先発奪取を狙うと決意を示した。

(取材・文 折戸岳彦)
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