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G大阪2連勝!柏とともに日本勢6年ぶり2チームが8強へ

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[5.27 ACL決勝T1回戦第2戦 G大阪3-2FCソウル 万博]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が行われた。敵地での第1戦を3-1で勝利していたガンバ大阪は、FCソウル(韓国)に3-2で勝利し、2連勝、2戦合計6-3でベスト8に進出した。

 20日に行ったソウルでの第1戦。G大阪は後半17分にFW宇佐美貴史のゴールで先制すると、同28分にはDF米倉恒貴が加点。同41分には宇佐美が2点目を決めて突き放すと、ソウルの反撃を後半アディショナルタイムの1点でしのぎ切る。貴重なアウェーゴールを3点も奪い、8強へ向け大きく前進した。

 この日もG大阪が試合を優位に進めた。最初にチャンスを掴んだのもG大阪。前半9分、宇佐美からの浮き球パスをFWパトリックが胸トラップからのシュートで合わせる。しかしゴールラインを越える寸前でMFキム・チウにかき出され、先制点とはならなかった。逆にソウルも同14分、ゴール前左でFKを獲得すると、MFマウリシオ・モリーナが左足で直接狙うが、わずかに枠上に外れた。

 ただ、第2戦でもこの男が存在感はやはり別格だった。前半16分、中央を左に流れながらドリブルを始めた宇佐美が、DF2人に付かれたが、タイミングを外して左足でクロスを上げる。これに走り込んだG大阪が誇る強力2トップの相方パトリックが頭で合わせて先制に成功。宇佐美は同20分、同32分にもドリブルからシュートに持ち込むなど、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も視察に訪れた一戦で実力の違いをまざまざと見せ続けた。

 前半42分にG大阪は相手FKの混戦でDF藤春廣輝が相手を抑えつけたとしてPKを与えてしまう。しかし万博を包んだ大ブーイングの中で放たれたモリーナのPKは右に外れ、試合が振り出しに戻ることはない。逆に同45分、G大阪はゴール前の混戦に走り込んだMF倉田秋が右足で追加点を奪い、前半を2点リードで折り返すことに成功した。

 後半に入るとFCソウルも反撃に出る。後半8分までに2枚替えを見せると、同13分にはFWユン・ジュテがゴールネットを揺らして1点差に迫る。同18分にはFWチョン・ジョグクのシュートが右ポストをかすめ、G大阪としては肝を冷やすシーンを作られてしまった。

 G大阪は後半20分に宇佐美を下げてFWリンスを投入。トドメの1点を奪いに行く。同23分には倉田のクロスをパトリックがヘディングで合わせる決定機を迎えるが、シュートはGKキム・ヨンデの好セーブに阻まれる。同34分のCKの場面でもDF丹羽大輝がヘディングシュートを見せるが、GKに弾き出され、決めきることができなかった。

 しかしこのまま終えるかと思われた後半41分、左サイドを藤春が突破すると、フリーでゴール前に走り込んだリンスの頭にピタリ。同43分には最後のカードとして2種登録のMF堂安律をトップチームデビューさせたG大阪。同アディショナルタイムに1点を返されたが、優勝した2008年大会以来、7年ぶりの8強に駒を進めた。前日の柏レイソルに続く、日本勢2チームの8強進出。これは09年大会の名古屋と川崎F以来、実に6年ぶりとなった。

(取材・文 児玉幸洋)
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