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5選のFIFAブラッター会長、4年間の任期で「強いFIFA取り戻す」

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 国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイス・チューリッヒのFIFA本部で会長選を行い、ゼップ・ブラッター会長が5選を果たした。

 27日にFIFAの複数幹部が逮捕される汚職事件で揺れる中、延期を求める声も押し切って強行した会長選。3分の2の得票が必要な1回目の投票ではブラッター会長が133票、現副会長のアリ・ビン・アル・フセイン王子が73票で決着せず、過半数の得票で当選者が決まる2回目の投票へ持ち越されたが、フセイン王子が辞退したことにより、ブラッター会長の再選が決まった。

 28日の会談では欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長から辞任と立候補取り下げを求められるなど、強い批判を浴びながら再選を果たしたブラッター会長。逆風が弱まる気配はないが、壇上のスピーチでは「まず最初にアリ・ビン・アル・フセイン王子を称えたい。彼も素晴らしい結果を残した。そして、みなさんの信頼と信任に感謝したい」と述べ、4年間の任期を全うする意志を示した。

「私にはFIFAをあるべき場所に戻す責任がある。私は約束する。この任期が終わるまでに強いFIFAを取り戻すと。レッツゴー、FIFA!」

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