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両チームにW杯経験者7名がベンチ入り、J2月曜日ナイターに1万8044人

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[6.1 J2第16節 札幌1-1C大阪 札幌ド]

 J2第16節が1日に行われ、コンサドーレ札幌対セレッソ大阪の一戦は1-1の引き分けに終わった。しかし、札幌にMF稲本潤一、MF小野伸二、C大阪にGKキム・ジンヒョン、MF山口蛍、FWフォルラン、FW玉田圭司、DF茂庭照幸と合計7名のW杯経験者がベンチ入りする豪華な一戦となった。

 試合は前半39分にC大阪がセットプレーから先制。左サイドからのCKをニアでDF染谷悠太が頭で合わせると、稲本に当たってコースが変わる。GKク・ソンユンも足に当たったボールを防ぐことが出来ず、ボールはゴールラインを越えていった。記録はオウンゴールとなった。

 札幌も後半5分に反撃。稲本からのロングボールがエリア内右に入ったMF前寛之まで届く。前寛之はボールコントロールから右足シュート。DF山下達也の胸に当たってコースが変わるが、そのままゴールラインを越える。こちらは前寛之のゴールと判定。初先発を勝ち取った2年目MFの千金初ゴールで、札幌がドローに持ち込んだ。

 W杯経験者7名がベンチ入りした豪華な一戦。札幌ドームには1万8044人もの観衆が詰めかけた。札幌ドームの今季の観客数を見ると、開幕戦に次ぐ2番目の数字。月曜日のナイトゲームということを考えれば、驚異的な数字と言える。

 試合中にも2011年に札幌に在籍したDF山下達也がボールを持てば大ブーイングが浴びせられるなど、サポーターもヒートアップ。開幕前に左ひざを負傷した影響で出遅れていたMF小野伸二が初のベンチ入り。今季初出場、稲本とのゴールデンエイジコンビ復活はお預けとなったが、試合終了直後には両チームのサポーターから拍手が送られるなど、観衆も大満足の一戦になった。

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