浦和、清水撃破で開幕無敗記録を15に更新…第1S優勝は持ち越し
[6.7 第1ステージ第15節 浦和 1-0 清水 埼玉]
J1は7日、第1ステージ第15節を行い、埼玉スタジアムでは開幕14戦無敗で首位の浦和レッズと17位の清水エスパルスが対戦し、浦和が1-0の完封勝利を収めて開幕からの無敗記録を15試合まで伸ばし、自らの持つJ1記録を更新した。他会場の結果次第で第1ステージ優勝の可能性があった浦和だったが、G大阪が神戸と引き分けたためステージ優勝は次節以降に持ち越しとなった。
ホームの浦和は3日に行われた第10節延期分から先発4人を入れ替え、今季リーグ戦初出場となるDF岡本拓也の他、DF那須大亮、MF李忠成、FW興梠慎三がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の清水は、6月30日に行われた第14節から先発1人を入れ替え、DF犬飼智也を先発起用した。[スタメン&布陣はコチラ]
浦和は清水に勝利した上で、同時刻キックオフのG大阪が神戸に敗れれば第1ステージ優勝が決まる状況でこの一戦を迎えた。前半11分に清水がシュートチャンスを作り、MF水谷拓磨がミドルレンジから狙ったものの、相手のブロックに遭いネットを揺らすには至らない。浦和も同12分にカウンターを発動させると、MF武藤雄樹のラストパスをゴール前に走り込んだ李が合わせたが、シュートは枠上に外れてしまった。
すると前半15分、高い位置でボールを奪った清水が好機を創出し、最後はMFミッチェル・デュークが右足で狙ったが、GK西川周作の横っ飛びのセーブに阻まれた。その後、両チームともにシュートチャンスを作りながらも先制点を奪うには至らず、同40分にはCKの流れから李がヘッドで狙ったシュートが枠を外れるなど、前半はスコアレスのまま折り返した。
0-0のまま迎えた後半5分には、MF関根貴大のパスから抜け出したDF槙野智章がシュートまで持ち込むが枠を捉え切れず。しかし後半7分、ゴール前のこぼれ球を拾った興梠がワンフェイントで相手をかわすと、左足のシュートでネットを揺らして浦和が先制に成功した。さらに同20分には武藤のシュート性のクロスを興梠でワンタッチで合わせるが、追加点をはいかなかった。
まずは同点に追い付きたい清水は後半22分、ゴール前の混戦からFW大前元紀が至近距離からシュートを放つも、カバーに入ったDF那須大亮にブロックされてしまう。さらに同35分には左サイドを抜けたMF石毛秀樹のクロスから大前が狙ったが、西川に弾き出されて同点ゴールを奪えない。
最後まで清水の反撃をしのぎ切った浦和は1-0のまま逃げ切り、勝ち点3の上積みに成功。G大阪が神戸とスコアレスドローに終わったため、第1ステージ優勝は次節以降に持ち越しとなったが、開幕からの無敗記録を15試合に伸ばした。
(取材・文 折戸岳彦
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[J1]第1ステージ第15節 スコア速報
J1は7日、第1ステージ第15節を行い、埼玉スタジアムでは開幕14戦無敗で首位の浦和レッズと17位の清水エスパルスが対戦し、浦和が1-0の完封勝利を収めて開幕からの無敗記録を15試合まで伸ばし、自らの持つJ1記録を更新した。他会場の結果次第で第1ステージ優勝の可能性があった浦和だったが、G大阪が神戸と引き分けたためステージ優勝は次節以降に持ち越しとなった。
ホームの浦和は3日に行われた第10節延期分から先発4人を入れ替え、今季リーグ戦初出場となるDF岡本拓也の他、DF那須大亮、MF李忠成、FW興梠慎三がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の清水は、6月30日に行われた第14節から先発1人を入れ替え、DF犬飼智也を先発起用した。[スタメン&布陣はコチラ]
浦和は清水に勝利した上で、同時刻キックオフのG大阪が神戸に敗れれば第1ステージ優勝が決まる状況でこの一戦を迎えた。前半11分に清水がシュートチャンスを作り、MF水谷拓磨がミドルレンジから狙ったものの、相手のブロックに遭いネットを揺らすには至らない。浦和も同12分にカウンターを発動させると、MF武藤雄樹のラストパスをゴール前に走り込んだ李が合わせたが、シュートは枠上に外れてしまった。
すると前半15分、高い位置でボールを奪った清水が好機を創出し、最後はMFミッチェル・デュークが右足で狙ったが、GK西川周作の横っ飛びのセーブに阻まれた。その後、両チームともにシュートチャンスを作りながらも先制点を奪うには至らず、同40分にはCKの流れから李がヘッドで狙ったシュートが枠を外れるなど、前半はスコアレスのまま折り返した。
0-0のまま迎えた後半5分には、MF関根貴大のパスから抜け出したDF槙野智章がシュートまで持ち込むが枠を捉え切れず。しかし後半7分、ゴール前のこぼれ球を拾った興梠がワンフェイントで相手をかわすと、左足のシュートでネットを揺らして浦和が先制に成功した。さらに同20分には武藤のシュート性のクロスを興梠でワンタッチで合わせるが、追加点をはいかなかった。
まずは同点に追い付きたい清水は後半22分、ゴール前の混戦からFW大前元紀が至近距離からシュートを放つも、カバーに入ったDF那須大亮にブロックされてしまう。さらに同35分には左サイドを抜けたMF石毛秀樹のクロスから大前が狙ったが、西川に弾き出されて同点ゴールを奪えない。
最後まで清水の反撃をしのぎ切った浦和は1-0のまま逃げ切り、勝ち点3の上積みに成功。G大阪が神戸とスコアレスドローに終わったため、第1ステージ優勝は次節以降に持ち越しとなったが、開幕からの無敗記録を15試合に伸ばした。
(取材・文 折戸岳彦
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