ブラジル代表でFWネイマールの代役を務めることが予想されるMFコウチーニョは、エースの穴を埋めることへの意気込みをのぞかせている。

　ネイマールはコパ・アメリカのグループC第2節コロンビア戦で試合終了後にレッドカードを受け、出場停止処分を受けることになった。ドゥンガ監督は練習でコウチーニョをネイマールの代役に起用し、21日に行われる最終節ベネズエラ戦に備えていると報じられている。

　19日の会見に出席したコウチーニョは、監督の指示に従って前のポジションでもサイドでもプレーする準備があるとして、次のように述べた。南米など各国メディアが伝えている。

「全員が準備をしているし、集中している。大きな試合があることは分かっている。チームの重要な選手を失うことになるけど、全員が次の試合でネイマールの穴を埋めることに集中しているよ」

　会見の時点では1試合出場停止の仮処分を受けていたネイマールだが、その後正式に4試合の出場停止処分が言い渡された。ブラジルが異議申し立てを行い処分が軽減されない限りは、チームが決勝まで進んだとしても復帰は不可能となる。

　グループCは2試合を終え、全チームが1勝1敗の勝ち点3で並ぶ大混戦。コロンビア対ペルーの結果を知った上でベネズエラと戦えるブラジルは、引き分け以上で準々決勝へ進むことができる。

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