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湘南FW藤田祥が投入直後に移籍後初ゴール、松本は悪夢の5連敗

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[6.27 J1第1ステージ第17節 松本2-3湘南 松本]

 湘南ベルマーレはアウェーで松本山雅FCに3-2で競り勝ち、連敗を2でストップした。昇格組同士の対決を制し、4試合ぶりの白星。一方の松本は悪夢の5連敗となり、降格圏と勝ち点1差の15位で前半戦となる第1ステージを終えた。

 スコアレスで折り返した後半に試合は激しく動いた。松本は後半8分、U-22日本代表に初選出されたMF前田直輝が左サイドからゴール前に鋭いスルーパスを通すと、走り込んだDF田中隼磨がMF菊池大介に倒され、PKを獲得。これをFWオビナが決め、先制に成功した。

 しかし、湘南も直後の後半11分、MF永木亮太のFKがMF岩間雄大のオウンゴールを誘い、1-1の同点。同27分には右サイドのタッチライン際からドリブルで中に切れ込んだMF古林将太が左足ミドルをゴール右隅に突き刺し、2-1と逆転した。

 4連敗中の松本も簡単には引き下がらない。後半42分、DF大久保裕樹のロングフィードをオビナが頭で落とすと、途中出場のFW阿部吉朗が右足で押し込み、2-2の同点。ところが、この失点の直後に投入された湘南FW藤田祥史が大仕事をやってのけた。

 後半43分、DF三竿雄斗の左クロスに頭で合わせ、移籍後初ゴール。失点から1分後の劇弾で3-2で競り勝った。交代の準備をしている間に同点に追いつかれた藤田。「勝っている状態で入る感じだったけど、取られたので、逆に1回ぐらいチャンスが来るかなと思った」。前節・新潟戦に途中出場し、移籍後初出場を果たすと、この日が今季2試合目の出場。「ケガで出遅れて、迷惑をかけたので、まず1点取れてよかった」と安堵の表情だった。

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