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横浜FCとC大阪の雨中決戦は痛み分け…カズは途中出場も無得点

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[7.8 J2第22節 横浜FC 0-0 C大阪 ニッパ球]

 J2は8日、第22節を行い、ニッパツ三ツ沢球技場では9位の横浜FCと5位のセレッソ大阪が対戦し、0-0で引き分けた。

 ホームの横浜FCは前節札幌戦から、FW大久保哲哉に代えてFW黒津勝を先発起用。一方のC大阪は出場停止のMF酒本憲幸に代わり、DF椋原健太がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分にC大阪がシュートチャンスを生み出し、FW田代有三の落としからMF関口訓充が狙ったがボールは枠上に外れた。その後は両チームともに、なかなか敵陣深くまでボールを運べずに好機を生み出せない時間帯が続く。

 だが徐々にシュートまで持ち込む場面を作り出すと、前半28分に左サイドを抜けたFW玉田圭司のクロスがゴールを直接襲ったが、GK南雄太に弾き出された。さらに同29分には右サイドの椋原のクロスから田代がボレーで狙おうとしたが、シュートはジャストミートせず。対する横浜FCは同34分に右サイドを突破したDF市村篤司のグラウンダーのクロスの流れから、MF中里崇宏が狙うもDFのブロックに遭った。

 前半途中から雨脚が強まった試合は、スコアレスのまま後半を迎える。後半17分には中里の直接FKがゴールを襲ったがGKキム・ジンヒョンに弾かれ、こぼれ球に反応した黒津のシュートも枠を捉え切れなかった。なかなかスコアが動かない中、横浜FCは同24分にFW三浦知良を投入して流れを変えようと試みる。

 後半27分にはゴール前の混戦から関口が狙ったがDFにブロックされ、同34分にはMF佐藤謙介がミドルレンジからシュートを放つも先制点を奪うには至らない。さらに同38分にはCKをFW大久保哲哉が鮮やかに合わせてゴールを脅かしたがボールはゴール右に外れた。その後もスコアは動かずに試合はスコアレスドローに終わった。

(取材・文 折戸岳彦
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