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「予感があった」カズが2か月ぶり復帰戦で最年長ゴール記録更新

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[6.28 J2第20節 水戸0-1横浜FC Ksスタ]

 これぞキングだ!!横浜FCのFW三浦知良が自身の最年長得点記録を48歳4か月2日に更新。歓喜のカズダンスも披露した。

 28日の水戸ホーリーホック戦、カズは0-0の後半33分から途中出場すると、迎えた後半アディショナルタイム4分、FW小野瀬康介のエリア外からのシュートがGKにセーブされてこぼれる。「小野瀬がシュートを打つ時に、こぼれてくるという予感があったので思い切って詰めました」。キングカズが蹴り込み、劇的過ぎるゴールを奪った。

 カズの今季は開幕からコンスタントに出場を続け、4月には最年長ゴール記録を更新する2ゴールを記録。しかし4月26日の徳島戦で試合中に右足を負傷。長期離脱を余儀なくされた。

 そして迎えた63日ぶりの復帰戦。約15分間の出場、復帰戦での活躍は難しいかと思われた試合終了間際のプレーで千両役者ぶりを如何なく発揮した。

「引き分けよりもとにかくゴール前、ゴール前という気持ちでやっていた」と力強く話したカズ。ゴールが取れる要因については、「自分がゴールを取りたいという意識だと思う。そう思っていても取れる時も、全然取れない時もある。それでも信じてゴールに向かうことが大切だと思う」と分析した。

「僕らアウェーに来たんですけど、水戸の応援の方々も盛大な拍手で送りだしてくれた。本当に感謝したい。横浜FCのサポーターも来ているので本当に勝てて良かった。チームメートにも感謝したい。2か月怪我で離れていて、点を取れるというのは自分一人ではできない。本当に全員に感謝したい」

 日本サッカー界の生ける伝説はまだまだ歩みを止めない。

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