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次節出場停止のC大阪MF山口「仲間に頑張ってもらうしかない」

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[7.8 J2第22節 横浜FC 0-0 C大阪 ニッパ球]

 チャンスを作りながらも2試合連続の無得点に終わった。中盤で舵を取ったセレッソ大阪MF山口蛍は、「取れそうで取れない中で引き分けたのは悔しい思いがある」と唇を噛んだ。

 この試合、山口はMF扇原貴宏とドイスボランチを組んで、中盤の底に構えた。今季は中盤に3枚を並べ、アンカーを務めることが多かった山口は、特に攻撃面でのフィーリングがまだ合っていないと話した。

「去年までは2枚でやっていたけど、今年はずっと3枚でやっていました。それが染みついたところもあるし、ようやく良くなってきた感触がありました。だから2枚となり、パスのさばきはできたと思うけど、あまり飛び出していくシーンも作れませんでした」

 得点こそ奪えなかったものの、横浜FCの攻撃も完封してスコアレスドロー。4試合連続完封を達成し、「今、守備はチームとして自信を持っているところです」と守備面に関しては手応えをつかんでいるようだ。

 しかし、前半アディショナルタイムにイエローカードを提示され、次節は累積警告で出場停止に。「順位も近い札幌との対戦なので、出場したかったという気持ちはありますが、仕方のないことなので。気持ちを切り替えて、あとは代わりに出場する選手に頑張ってもらうしかない」と札幌戦での勝利をチームメイトに託した。

(取材・文 折戸岳彦)
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