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[総体]相手のミス逃さずに先制!米子北が明徳義塾破り、8強進出!

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[8.5 全国高校総体3回戦 米子北高 2-0 明徳義塾高 いぶきの森]

 5日、平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技3回戦が行われ、09年大会準優勝の米子北高(鳥取)と初の8強入りを狙う明徳義塾高(高知)との一戦は米子北が2-0で勝ち、準々決勝進出を決めた。

 2回戦で西武台高(埼玉1)に2-1で競り勝った米子北と桐生一高(群馬)に4-0で快勝した明徳義塾。ともに関東の強豪に勝利して16強入りしてきた両チームの戦いは序盤、米子北が3連続でCKを獲得するなど押し込む。米子北はリ・スタートや守から攻への切り替えの速く、右サイドのMF江口大輝の前方のスペースを活用。だが、決定機やクリーンショットを放つようなシーンをつくるまでには至らない。

 対する明徳義塾はMF禹滉允やMF岡崎郁矢がボールを動かしながら反撃。チェンジサイドからCKを獲得したほか、ロングボールを前線に入れるが、米子北CB嶋田遼允の高さに跳ね返されるなど、こちらもいい形でシュートを放つことができない。31分にはFW竹内優太が混戦を突破するも、飛び出したGK中原創太に阻止されてしまう。

 逆に米子北は34分、相手のバックパスを狙ったFW谷口喬亮がインターセプト。GKをかわした谷口はそのままドリブルでゴールまでボールを運んで先制ゴールを押し込んだ。

 明徳義塾は後半、MF三田村基俊のサイドへの展開などで攻めると、MF佐々木敦河の左足ミドルやCB舛田凱の右足ボレーなどで同点ゴールを狙う。サイドから決定機を連発するものの、決めきることのできない米子北にプレッシャーをかける。

 それでも米子北は後半26分、DFライン背後へのボールを収めたFW崎山誉斗が左足シュートを叩き込んで2-0。要所を締める米子北に対し、明徳義塾は終盤につくったチャンスも得点に結びつけることができず。2-0で勝った米子北が8強入りを決めた。

[写真]前半34分、米子北はFW谷口がGKをかわして先制ゴール

(取材・文 吉田太郎)
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