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湘南、島村の決勝弾で2連勝…清水は新体制初陣を飾れず年間最下位転落

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[8.12 第2ステージ第6節 清水 1-2 湘南 アイスタ]

 J1は12日、第2ステージ第6節を行い、IAIスタジアム日本平では清水エスパルス湘南ベルマーレが対戦し、湘南が2-1の勝利を収めた。

 アウェーの湘南が思わぬ形で先制に成功する。前半8分、右サイドで攻撃を組み立てると、FW高山薫のパスを受けたMF永木亮太が送ったクロスがDF犬飼智也のオウンゴールを誘い、スコアを1-0とした。

 前日に田坂和昭監督代行のトップチーム監督就任を正式発表したばかりの清水は、なかなかシュートまで持ち込む場面を作り出せなかったが、前半36分に好機を迎える。しかし、MF竹内涼がミドルレンジから放った強烈なシュートはGK秋元陽太に弾き出され、ルーズボールに反応したFWピーター・ウタカの左足シュートも秋元の横っ飛びのセーブに遭い同点ゴールとはいかなかった。

 湘南が1-0とリードしたまま前半を折り返すと、後半5分、DF六平光成が左サイドから切れ込んでゴールを脅かすが、またもや秋元に阻まれてしまう。しかし同16分、左サイドを突破したMFミッチェル・デュークのクロスを、FW大前元紀が鮮やかに右足で合わせてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 だが後半31分、湘南が再びリードを奪う。DF三竿雄斗の蹴り出したFKは直接ゴールを襲ったもののクロスバーに弾かれる。しかし、こぼれ球に反応したDF島村毅が胸トラップからの右足シュートでゴールを陥れ、スコアを2-1とした。その後、清水の反撃をしのいだ湘南が2-1の勝利を収め、2試合ぶりの黒星を喫した清水は年間最下位に転落した。


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