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浦和GK西川、2か月ぶりの完封勝利に「ようやく結果に表われた」

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[8.16 第2ステージ第7節 浦和 1-0 湘南 埼玉]

 久し振りの無失点勝利。第2ステージ第2節山形戦では無失点に抑えながらも、攻撃陣にも得点が生まれずにスコアレスドローに終わった。第1ステージ第15節清水戦以来、約2か月ぶりの完封勝利に浦和レッズGK西川周作は安堵の表情を見せた。

 序盤から主導権を握った浦和だったが、なかなか先制点を奪うことができない。すると、スコアレスで迎えた後半3分に湘南に決定機を創出される。FW菊地俊介のパスからPA内に進入したFW高山薫にシュートを許したが、距離を詰めた西川がストップして危機を逃れた。すると同13分にDF槙野智章が決勝ゴールを叩き込み、浦和は久し振りの完封勝利を収めることとなった。

「後半きつい時間帯になっても皆が相手よりも体を張ってくれました。ゴール前の相手選手にはしっかりとマークしてくれていたし、シュートを打つ選手には必ず誰かが寄せてくれていたので、僕から見るとすごく守りやすかったです」

 チームメイトへの感謝を示した西川。そして、やはりGKとして完封はうれしいようで、「90分間イメージどおりできましたし、久し振りに無失点に抑えられたのは非常に良かったですね。ここぞというところで止められるGKがいるチームが勝てると思うので、ようやく結果として表れて良かった」と安堵の表情を見せると、白い歯をこぼした。

(取材・文 折戸岳彦)
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