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CLより移籍?無断でチームを離れたMFソン・フンミンにチームメイトや指揮官が苦言

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 トッテナム加入が秒読みとみられるレバークーゼンの韓国代表FWソン・フンミンだが、後味の悪い旅立ちとなりそうだ。独『スポルト1』がチームメイトであるFWハカン・チャルハノールとロジャー・シュミット監督のコメントを報じている。

 26日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第2戦を戦ったレバークーゼンはホームでラツィオに3-0で勝利すると、2戦合計3-1で本戦出場を決めた。この一戦でフンミンはメンバー外となっていた。

 同紙によると、クラブ間では合意に至っていない段階にも関わらず、フンミンはチーム練習を無断欠席した上で、26日には渡英し、トッテナムへのメディカルチェックへ向かっていたという。チームメイトのチャルハノールは電話とSMSで連絡を取ろうとしたものの、返事はなかった。

 チャルハノールは「ソンは偉大な選手だ。だが彼は彼の父親や代理人の間違った助言に従っているのは残念だと思う」と韓国代表FWの選択に肩を落とした。

 また、レバークーゼンのシュミット監督は「彼は偉大な選手であったが、間違ったアドバイスに従ってしまっているようだ。我々チームにとっても、彼自身にとっても理想的とは程遠い行動だった。欧州CLでプレーするよりも、移籍することが彼にとって大事だったんだろうね」と皮肉っている。

 ソン・フンミンを巡っては、アジア史上最高額となる移籍金3000万ユーロ(約41億円)でトッテナムがオファーを提示しており、近日中に正式発表される見込みとなっている。


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