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武藤に脱帽する酒井宏「よっちが良いシュートを決めた」

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[8.29 ブンデスリーガ第3節 マインツ3-0ハノーファー]

 ブンデスリーガは29日、第3節2日目を行い、DF酒井宏樹とMF清武弘嗣の所属するハノーファーは敵地でFW武藤嘉紀の所属するマインツと対戦し、0-3で敗れた。

 2試合連続の無得点で2連敗。開幕3試合で1分2敗と今季初勝利が遠い状況だ。右サイドバックで2試合連続のフル出場を果たした酒井は「内容がきつい。改善しなくちゃいけないし、監督も『みんなで立て直していかないといけない』と言っていた。ポジティブにやっていくしかない」と厳しい表情で言った。

 武藤に決められた先制点は自分のサイドから許した失点だった。前半15分、マインツはサイドチェンジから左サイドでボールを持ったMFユリアン・バウムガルトリンガーが中央に入れ、MFハイロ・サンペリオのスルーパスに武藤が抜け出した。絶妙な動き出しで最終ラインのギャップを突いた武藤は冷静に左足でゴールに流し込み、ブンデスリーガ初ゴールをマークした。

「僕のところで右サイドハーフの選手(ウッフェ・ベック)を戻したかったけど、(ベックはこの日が)初めてデビューした選手だったし、うまく意思疎通できなかった」と悔やんだ酒井は「うまくよっち(武藤の愛称)が間を取って良いシュートを決めたという感じですね」と、武藤の動き出しを称えるしかなかった。

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