マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアは、ユナイテッドとの契約更新を検討しているようだ。

　今夏レアル・マドリー移籍で合意していたデ・ヘア。クラブ間の交渉は移籍市場最終日にまとまったものの、書類の手続きが期限に間に合わず、取引成立には至らなかった。

　一方、ユナイテッドは失意のデ・ヘアに対して契約更新を打診する方針だとされる。現行契約を2016年までとしているデ・ヘアが来夏フリーで移籍しないように、素早い動きを見せている様子だ。

　スペイン『アス』は、移籍騒動で集中力を欠いたことを理由に今季これまでルイス・ファン・ハール監督から一度も起用されていないデ・ヘアが、試合出場を求めて契約更新のオファー受諾を検討していると伝えている。

　デ・ヘアの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は2日に選手と話し合いを行い、ユナイテッドの首脳陣とも連絡を取り合っているという。この動きから、デ・ヘア側がクラブに対して歩み寄り、契約更新に向けた交渉を再開させる意向だとみられている。

　2年連続でサポーターによってMVPに選ばれたデ・ヘアのパフォーマンスに疑いの余地はない。集中力を取り戻し、再びユナイテッドのために好セーブを見せることが期待されるところだ。

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