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ブンデス公式サイトで武藤独占インタビュー、目標は「マインツのエース」

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 今夏、FC東京からマインツへ移籍した日本代表FW武藤嘉紀がブンデスリーグ公式サイトの独占インタビューに応じ、現状や今後の目標について語った。

 ドイツでの現状を聞かれた武藤は、「最初は馴染むのに時間がかかると思いましたが、チームメイトやマインツの方々が本当に親切なので、すんなりチームに入ることができました。それでチームメイトやドイツ人の人柄がすばらしいな、ということを実感しました」と語った。

 また、今夏レスター・シティへ移籍し、昨季までマインツでエースストライカーとして活躍していたFW岡崎慎司の存在については、「多少なりとも自分に対するプレッシャーはあります」と、武藤を取り巻く環境に少なからず影響はあるとしたが、「せっかくオファーをしていただいて、マインツに呼んでいただいたからには、プレーで貢献したいと思いますし、温かく迎えてくださったマインツのサポーターの方々に喜んでもらえるようにプレーしないといけないな、と思います」と期待に応えたいと話した。

 今季、武藤はここまでリーグ戦3試合にすべて出場し、第2節ボルシアMG戦からは先発出場。8月29日の第3節・ハノーファー戦ではブンデス発ゴールを含む2ゴールの活躍でチームを勝利に導いた。「自分の長所である攻守においてハードワークするところは受け入れられています。でも、正直最後の方は体力も残っていなくて、足も釣っている状態だったので、今後試合に出続けてコンディションを上げていくことが必要だな、と感じています」と語り、「とにかく試合に出続けられるようにしっかりアピールして、練習から100%以上で取り組みたいな、と思っています」と意気込む。

 得点を挙げたことにより、対戦相手から更なる厳しいマークも予想される。当面の目標について武藤は、「今までのサッカー人生で初めからあまり大きな目標を掲げるということはしていなくて、目先のことを1つひとつクリアしてから新しい目標を作るのが自分のスタイル。まずはマインツでしっかり結果を残す、得点する、それでマインツのエースと言われるような活躍をしていきたい、と思います」と活躍を誓った。

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