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FIFA、バルケ事務局長を停止処分 W杯チケットを水増し価格で販売の疑い

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 FIFAが17日、ジェローム・バルケ事務局長を停職処分としたことを明らかにした。バルケ氏はチケット販売契約に関する不正行為を働いた疑惑をもたれている。イギリス『BBC』などが伝えた。

 一部メディアによると、バルケ氏は、不当な利益を手にするために、2014年ワールドカップのチケットを額面の3~4倍に水増しされた価格で販売しようとしていたとの疑いをかけられている。

報道を受け、FIFAは「事務局長に関する一連の疑い把握している」とし、バルケ氏を即座に停止処分することを発表した。倫理委員会が調査を行うという。一方、バルケ氏の弁護士は、「ねつ造された言語道断」の疑惑だとして否定している。

 バルケ氏は1984年から『カナル・プリュス』のジャーナリストとして働き、2003年にFIFA職員となると、2007年からゼップ・ブラッター現会長の右腕となった。

 FIFAは今年5月、汚職の疑いで多数の幹部が逮捕され、会長に再選されたばかりのブラッター会長が辞意を表明。2016年2月に新会長選挙が行われる。この事件でもバルケ氏は関与を疑われているが、本人は否定している。
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