[9.26 リーガ・エスパニョーラ第6節 エイバル 1-1 セルタ]

　リーガ・エスパニョーラは26日、第6節を行い、MF乾貴士の所属するエイバルが2位と好調のセルタをホームに迎え、1-1で引き分けた。乾は2試合連続で左サイドハーフのポジションで先発出場を果たし、後半34分までプレーした。

　ホームのエイバルがいきなり試合を動かす。前半3分、CKをニアサイドのFWセルジ・エンリチュがヘッドで流すと、最後はFWボルハ・バストンが押し込んでスコアを1-0とした。同16分にはFWテオ・ボンゴンダにドリブル突破を許してシュートまで持ち込まれるがGKアシエル・リエスゴの好セーブでしのぐなど、前節バルセロナから大量4ゴールを奪ったセルタ攻撃陣に得点を与えないまま前半を折り返す。

　1-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、後半10分に右サイドのバストンが送ったグラウンダーのクロスに乾が飛び込むが、シュートはジャストミートせずに枠上に外れてしまった。さらにエイバルは同14分にも好機を生み出したものの、後方からのパスに反応したバストンの強烈なシュートはGKセルヒオ・アルバレスに弾き出された。

　セルタに押し込まれながらも体を張った守備でリードを守り続けていたエイバルだったが、後半31分にDFホニー・カストロのクロスからFWイアゴ・アスパスに決められて同点に追い付かれてしまう。すると同34分に乾に代えてMFシモーネ・ヴェルディを投入。その後もセルタにゴールを脅かされながらも粘り強く守り抜き、1-1のドローに持ち込んだ。

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