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レワンドフスキ、ゴールラッシュの理由は…ロッベン&リベリの不在!?

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 バイエルンFWロベルト・レバンドフスキの勢いが止まらない。第6節ボルフスブルク戦で圧巻の5ゴールを記録すると、第7節マインツ戦で2ゴールを叩き込み、ブンデスリーガ出場168試合目で通算100ゴールを達成。ブンデス開幕から7試合で積み上げたゴールは早くも10となり、開幕7戦10得点は1968-69シーズンと1977-78シーズンに記録したゲルト・ミュラー氏の記録に並ぶ38年ぶりの快挙となっている。

『ESPN』はバイエルンのスタイル変更が、レワンドフスキの得点量産につながったとしている。これまでのバイエルンの攻撃はFWアリエン・ロッベンとMFフランク・リベリというワールドクラスのサイドアタッカーに頼っており、どちらの選手も中央に切れ込んで自分でシュートを打つタイプだったと説明。

 しかし、両選手を負傷で欠くため、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、よりオーソドックスなウインガーであるFWドウグラス・コスタとFWキングスレイ・コマンを起用し、レワンドフスキやFWトーマス・ミュラーにボールをつなげるスタイルに切り替えた。このスタイル変更が、レワンドフスキのゴールラッシュにつながっているようだ。

 レワンドフスキ自身も「D・コスタとコマンがウイングにいてくれて、クロスをたくさん上げてくれるんだ。だからボックス内でチャンスが多く生まれている」と2人のプレーが多くの好機を生み出していると語った。また、ミュラーへの感謝も示した。「彼がセカンドストライカーとして、僕と近い位置で動いてくれるのも助けになっているよ。僕1人だけでは、ボールを失わないようにするのは大変だ。誰か近くに選手がいれば、それだけ楽にプレーすることができる」。

 在籍2年目を迎えたバイエルンで「信頼を得ていると感じる」と語るレワンドフスキだが慢心はない。「うまくいっているのは良いことだけど、まだまだ手を緩めるわけにはいかないよ」と更なるゴールラッシュを誓った。


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