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[CL]終了間際にアグエロが決勝PK、マンCがボルシアMGに逆転勝ち

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[9.30 欧州CLグループリーグ第2節 ボルシアMG1-2マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は30日、第2節2日目を行い、マンチェスター・シティ(イングランド)は敵地でボルシアMG(ドイツ)と対戦し、2-1で逆転勝ちした。

 ともに欧州CLは黒星発進となった両チームだが、リーグ戦では2連勝中のボルシアMGに対し、シティは2連敗中。国内リーグでの勢いの差か、前半はホームのボルシアMGが積極的な入りを見せた。

 前半20分、FWラファエルがドリブルでPA内に切れ込み、DFニコラス・オタメンディに倒され、PKを獲得。ところが、ラファエルのキックはGKジョー・ハートが横っ飛びで弾き出す。絶体絶命のピンチに守護神がビッグセーブを見せた。

 シティはその直後にハートのロングキックからFWセルヒオ・アグエロがゴール前に抜け出すが、右足のシュートはゴール左へ。ボルシアMGも前半34分にラファエル、同37分にMFパトリック・ヘアマンがチャンスを迎えたが、シュートはいずれもハートの好守に阻まれた。

 決定機をつくりながらハートの牙城を崩せずにいたボルシアMGだが、後半9分、ヘアマンのスルーパスから右サイドのスペースに飛び出したDFユリアン・コルブの折り返しをMFラース・シュティンドルが右足ダイレクトでゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。

 しかし、ここからシティが反撃に出る。後半20分、右CKにDFマルティン・デミチェリスが合わせると、ゴールライン上でコルブが何とかクリアしたが、セカンドボールをオタメンディがシュート。これがDFアンドレアス・クリステンセンに当たってコースが変わり、オウンゴールで同点に追いついた。

 このまま1-1で試合終了かと思われた後半45分には右CKのこぼれ球を拾ったアグエロがPA内でMFファビアン・ジョンソンに倒され、PKを獲得。これをアグエロが自ら決め、土壇場で2-1と逆転に成功した。シティは今大会初勝利で1勝1敗の勝ち点3。ボルシアMGは連敗スタートとなった。

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