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エニェアマがナイジェリア代表引退

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 ビンセント・エニェアマ(33)が、ナイジェリア代表からの引退を発表した。

 2002年の日韓ワールドカップで代表デビューを飾ったエニェアマは、自身のインスタグラムで今回の決断を伝えた。

「13年以上にわたり、良い戦いを続けてきた。私はもう、ナイジェリア代表のキャプテンではない。もう代表チームのGKではない。チームの一員ではない。もう代表のためにできることはない」

「世界中のすべてのナイジェリアのファンとサポーターにありがとうと伝えたい。自分の人生でもっとも挑戦した時間だった」

 ナイジェリア代表では最近、エニェアマとサンデー・オリセー監督の衝突が話題だった。オリセー監督は最近、アーメド・ムサを主将に任命し、エニェアマを外した。エニェアマは先週の土曜日に母親の葬儀があったため、代表チームに遅れて合流。チームが宿泊するホテルでエニェアマはチームメートに遅刻を謝罪しようとしたところ、オリセー監督が警備員を呼び、選手を追い出すように指示したという。エニェアマは「母の死を侮辱された」と憤った。

 その後、連盟は「小さな誤解があった」として、エニェアマは代表チームに残ることになっていたが、結局は選手が代表引退を決断している。

 エニェアマはオリセー監督との衝突が代表引退の直接の理由だとは記していない。だが、代表101キャップを誇る偉大な守護神にはふさわしくない幕引きとなってしまった。
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