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インテル対ユベントスはスコアレスで痛み分け…長友は6試合出番なし

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[10.18 セリエA第8節 インテル0-0ユベントス]

 セリエAは18日、第8節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、ホームでユベントスと対戦し、0-0で引き分けた。長友はこの日もベンチスタート。出番は回ってこず、6試合連続の出場機会なしに終わった。

 代表ウイークを挟み、2週間ぶりに再開されたリーグ戦。開幕5連勝を好スタートを決めたインテルも、ここ2戦は勝利なし(1分1敗)で首位の座を明け渡してしまった。ズルズルと行きたくない再開初戦の相手は、12位と苦しむ王者ユベントス。「イタリアダービー」はお互いに勢いを取り戻すための大事な一戦になった。

 開始4分にFWフアン・クアドラードのシュートでユベントスが最初にチャンスを迎えたが、その後はインテルが主導権を握りながらゲームを進めた。ただ、前半12分のFWステファン・ヨベティッチのFKは、わずかに枠左。同29分にはショートコーナーからチャンスを作るも、MFマルセロ・ブロゾビッチのロングシュートは、GKジャンルイジ・ブッフォンの手を弾きクロスバーに当たって外れていった。

 均衡は後半に入っても崩れない。24分にはユベントスにこの試合最大の決定機がやってくる。ただFWアルバロ・モラタのポストからMFサミ・ケディラが狙ったシュートは、左ポストを叩いて外れてしまう。ユベントスは同26分にモラタに代えて故障で欠場が続いていたFWマリオ・マンジュキッチを投入。勝負に出たが、最後まで得点が生まれることはなかった。

 試合は0-0で終了。今季初の無得点に終わったインテルは2試合連続ドローで3戦勝ちなし。ユベントスも今季3度目のドローゲームとなった。なお、ユベントスは今後、21日に欧州CL・D組のボルシアMG(ドイツ)戦が予定している。

 日本代表から戻った長友だが、この日も出番はなかった。長友の今季は8月30日のカルピ戦に途中出場したのみとなっている。


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