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[MOM1534]札幌大谷FW木村太哉(2年)_前半途中の交代出場で驚きのファーストタッチゴール

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.25 全国高校選手権北海道予選決勝 札幌大谷高 2-0 北海高 札幌厚別公園競技場]

 前半途中に投入されたプレーヤーがピッチに入ってから30秒もしないうちに、ファーストタッチで先制ゴール。札幌大谷高FW木村太哉(2年)が珍しい形のゴールによってヒーローになった。

 0-0の前半33分、左SB磯見恭輔の右CKのタイミングで投入された木村はそのままゴール前に入ってセットプレーに臨むと、「押しこむことだけ考えていたので身体のどこでもいいから当たればいいと。相手より前に。(ボールが)流れてくるだろうと思って飛び込んだ」と中央へ飛び込む。頭から肩にかけて当たったボールは一直線にゴールへ。右コーナーへ向かって走りだした背番号11はチームメートに押し倒されてもみくちゃにされたが、笑顔で拳を握りしめた。

 交代出場で貴重なゴールを決めた木村だが、今年は交代出場よりも先発出場する機会の方が多かった選手。だが今回の決勝へ向けてその機会は減少していた。「きょうはベンチスタートだったので、ここで決めきるぞと思って入った。1プレー目だったので嬉しかったです。(今大会は)2試合目の(札幌)日大戦はスタメンだったんですけど、あとはベンチスタートで苦しい感じだった。でも、決め切れたんで良かった」と微笑んだ。

 先発落ちしていた理由について本人は「(持ち味である)積極的にプレーする部分が消極的なパスだったり、ドリブルの仕掛けも少なかった」と分析する。だからこそ、決勝では積極的なプレーをする決意だった。それが1タッチ目で驚きのゴール。この決勝ゴールが自身にとって大きな自信になったことは間違いない。

 交代出場で結果を残した木村だが、希望は先発でのプレー。「何としてもこの選手権に向けての練習でスタメンを取って全国では先発したい」。ドリブル武器の2年生アタッカーが、全国では80分間を通したプレーで存在感を示して白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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