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香川も攻守に貢献、ドルトムントは3連勝でバイエルンと勝ち点5差に

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[10.31 ブンデスリーガ第11節 ブレーメン1-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは31日、第11節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でブレーメンと対戦し、3-1で勝った。香川は左インサイドハーフでフル出場。攻守にわたってチームの3連勝に貢献した。

 ドルトムントは前半9分、MFイルカイ・ギュンドアンのスルーパスに反応したMFヘンリク・ムヒタリアンがPA内右からゴール前に折り返し、GKが弾いたこぼれ球をMFマルコ・ロイスが右足で押し込んだ。

 幸先よく先制に成功したドルトムントは前半26分、香川が守備で自陣PA内まで戻り、MFクレメンス・フリッツのクロスに対して足を伸ばしてカット。同29分にはロイスのスルーパスに反応した香川がフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはDFのブロックに阻まれた。

 するとブレーメンは前半32分、右サイドを崩してMFフロリアン・グリッチュがシュート。DFマティアス・ギンターがゴールライン際でクリアしたこぼれ球をFWアンソニー・ウジャーが右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。

 それでもドルトムントは前半終了間際の44分、香川が左サイドに展開したボールをDFマッツ・フンメルスが右足アウトサイドで絶妙のクロス。ファーサイドから飛び込んだムヒタリアンが豪快なダイビングヘッドでゴールネットに突き刺し、2-1と再び勝ち越しに成功した。

 1点リードで折り返した後半6分にはムヒタリアンの浮き球のパスをPA内のFWピエール・エメリク・オーバメヤンが胸トラップから右足ボレー。決定的な場面だったが、シュートはクロスバーを越える。その後は膠着状態となったが、後半27分、ムヒタリアンのスルーパスに抜け出したロイスが右足でゴールに流し込み、3-1。リーグ戦3連勝を飾り、前日30日に引き分けた首位バイエルンとの勝ち点差を「5」に縮めている。

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