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同点PKの清武が左足で決勝アシスト!!ハノーファーが鮮やか逆転勝利

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[11.1 ブンデスリーガ第11節 ハンブルガーSV1-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは1日、第11節3日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でDF酒井高徳所属のハンブルガーSVと対戦し、2-1で逆転勝ちした。後半14分に同点PKを決めた清武は同22分の決勝点もアシスト。後半38分までプレーし、フル出場の酒井宏とともに2試合ぶりの勝利に貢献した。酒井高はベンチ入りしたが、出番がなかった。

 試合はホームのハンブルガーSVペースで進んだ。前半6分、右サイドを抜け出したMFニコライ・ミュラーがマイナスに折り返し、MFミハエル・グレゴリチュが左足で押し込む先制点。同27分にはMFマルセロ・ディアスの直接FKが左ポストを叩いた。

 その後も立て続けに決定機をつくるハンブルガーSVだが、ハノーファーGKロン・ロバート・ツィーラーが立ちはだかる。すると1点ビハインドで折り返した後半14分、ハノーファーは酒井宏のパスに抜け出したFWウッフェ・ベックがPA内でDFデニス・ディークマイアーに倒され、PKを獲得。これを清武が冷静にGKの逆を突いてゴール右に決め、1-1の同点に追いついた。

 清武は9月26日のボルフスブルク戦(1-1)以来、4試合ぶりとなる今季2ゴール目。少ないチャンスを生かして試合を振り出しに戻すと、後半22分には逆転に成功した。MFサリフ・サネが右サイドの清武に展開。清武はボールを持ち直して左足でピンポイントのクロスを送り、ゴール前に走り込んだサネがヘディングシュートを叩き込んだ。

 清武の2試合ぶり今季4アシスト目が決勝点を演出し、2-1の逆転勝利。ハノーファーは2試合ぶりの勝ち点3を獲得し、最近4試合で3勝目(1敗)となった。一方のハンブルガーSVは痛恨の逆転負けで3試合ぶりの黒星を喫した。

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