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ホーム最終戦で大逆転劇!大宮のJ1復帰&J2優勝が決定!!

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[11.14 J2第41節 大宮3-2大分 NACK]

 勝てばJ1昇格とともにJ2優勝が決まる首位の大宮アルディージャは、引き分け以下でJ3降格圏となる21位以下が確定する大分トリニータに2点を先行されたが、FWムルジャの2ゴールとFW家長昭博のPKで逆転。ホームのNACK5スタジアム大宮でJ1復帰を決めた。

 18試合ぶりにMF泉澤仁をベンチスタートさせた大宮は、MF清水慎太郎を先発に起用。その他は前節・讃岐戦(△1-1)と同じ10人が並んだ。残り2試合でJ2残留圏まで勝ち点5差と後がない大分は、ベンチ外となったMF兵働昭弘に代わり、DF安川有が先発に入った。
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 小雨降る中で行われたホーム最終戦。序盤から攻めたてる大宮は、家長を中心にチャンスをつくる。開始4分には家長が左サイドを突破して中央に鋭いボールを折り返したが、味方には合わず。9分、家長とのパス交換から左サイド深い位置まで切り込んだMFカルリーニョスが中央へ。ムルジャがトラップでマークを外してシュートを狙うが、大分DFのスライディングに阻まれてしまう。

 大宮ペースで進んだが、20分を過ぎた頃からは大分も反撃。前線に人数をかけて攻めると、22分にはMF為田大貴がミドルシュートを狙ったが、大宮DFに当たりゴールマウスを捉えられない。

 前半29分、再三サイドを突破していた家長が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドのDF渡部大輔が左足でシュートを打つが、ボールはクロスバーを大きく越えてしまう。ゴールが遠い大宮は、32分、35分と続けざまにカルリーニョスのミドルシュートがゴールに向かうが、どちらもGK武田洋平の両手におさまった。

 前半終盤には両チームともにチャンスを迎える。36分には大分。DFダニエルのロングボールが右サイドのDF若狭大志に通り、ドリブルで深い位置まで持ち込むと、中央のMF松本怜に合わせたが、スコアは変わらず。大宮は42分、カルリーニョスの右CKからファーサイドのDF河本裕之がヘッド。ボールはGK武田の左を抜けたが、松本怜がゴールライン上でかき出し、先制点を許さず、スコアレスのまま前半を終える。

 後半開始早々、試合は動いた。中盤でFW三平和司がキープして大宮DFを引きつけると、左サイドへスルーパスを送る。パスを受けたMF松本昌也は、DFを抜き切る前に右足でシュートを放つと、GK加藤順大がセーブ。ところが、クリアボールがつめていたDF大屋翼に当たり、そのまま大宮ゴールに吸い込まれ、後半4分にオウンゴールで大分が先行する。

 勢いに乗る大分は先制から5分後に左CKを獲得すると、途中出場のMFキム・ジョンヒョンのニアサイドへのボールにDF若狭大志が飛び込む。これが再びゴールを割り、大分がリードを2点に広げる。

 流れを引き寄せたい大宮は、11分に泉澤、21分にFW富山貴光を投入すると、25分、DF渡部大輔がクロス。DFのクリアボールが、ゴール中央のムルジャにわたると、胸トラップから右足を一閃。大宮が1点を返す。

 なおも攻める大宮。後半36分、PAに進入した大屋が右足で狙いすます。シュートはクロスバー、ゴールポストに当たるも、ムルジャがつめて、大宮が試合は振り出しに戻す。

 そして迎えた後半40分、ムルジャが右サイドからドリブルを仕掛けると、PAでDF鈴木義宜に倒される。判定はPK。これを家長がゴール左に決める。3-2。ラスト5分を切ったところで、ついに大宮が初めてのリードを奪った。

 5分のアディショナルタイムも含めて、大分の猛攻をしのいだ大宮に歓喜の瞬間が訪れる。オレンジ色に染まったスタンドの観客が一斉に立ち上がり、J1復帰の喜びを分かち合った。一方、敗れた大分の21位以下が確定した。

(取材・文 奥山典幸)

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