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トゥヘル、クロップとの対決の可能性に「リバプールとはできるだけ後で対戦したい」

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 ドルトムントは10日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループC最終節で、PAOKにホームで0-1と敗れた。トーマス・トゥヘル監督はもちろん、黒星に満足していない。また、決勝トーナメントでリバプールと対戦する可能性にも言及した。

 MF香川真司が66分までプレーした一戦で、ドルトムントは前半に先制を許すと最後まで追いつくことができず。グループ2位で決勝トーナメントに進むこととなった。

 試合後、トゥヘル監督はクラブの公式ウェブサイトで、次のように述べている。

「勝てなくて落胆している。試合を支配し、大きなチャンスもつくった。だが、それ以上はできなかった。(首位通過のクラスノダールに)直接対決で負けていたし、日曜日に次の試合もあるから、全員にとってあまり簡単ではなかった。私もスタメンを決めるにあたって悩んだよ」

「最大限の緊張感や、勝利を収めるために必要なキレと情熱をもたらすミッションに対する敬意を欠いていた。つまり、プラス・アルファがなかったということだ。だから、今日は1本のシュートで我々が負けた」

 いずれにしても決勝トーナメントに駒を進めたドルトムントは、ユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールと対戦するかもしれない。トゥヘル監督は、前任者との対決が理由ではなく、ドルトムントが勝ち進むために、リバプールとは大会終盤で対戦したいと述べた。

「私の希望はまったく重要ではない。抽選次第だ。我々はどんな相手にも対抗できると信じている。リバプールとの対戦は、メディアにとっては最高だろうね。でも私は、もっと後に対戦する方が良いと考える。我々がまだ当分、この大会で勝ち残っているという意味になるからね」

 ドルトムントは13日、ブンデスリーガ第16節でフランクフルトと対戦する。

「今日は一歩後退となり、姿勢を完全に変えるために2歩進まなくてはならなくなった。正しい道に戻るまでの険しい道を歩むことを受け入れ、ファンを満足させるようなプレーを見せるべきだ」

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