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G大阪ユースの攻撃起点を完全封鎖!鹿島ユースがチャンピオンシップ制して「真の日本一」に

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[12.12 高円宮杯チャンピオンシップ 鹿島ユース 1-0 G大阪ユース 埼玉]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 チャンピオンシップが12日に埼玉スタジアムで開催され、プレミアリーグ優勝の鹿島アントラーズユース(茨城)とプレミアリーグWEST優勝のガンバ大阪ユース(大阪)が激突。鹿島が1-0で勝ち、初の日本一に輝いた。

 最終節にプレミアリーグ初優勝を決めた鹿島は4-1-4-1システム。GK石川碧人、4バックは右から戸田拓海松浦航洋町田浩樹(U-18代表、トップ昇格)、大里優斗。1ボランチに主将のMF千葉健太が入り、2列目に平戸太貴(トップ昇格)と西本卓申が並んだ。右MFは田中稔也(トップ昇格)で左MFが吉岡樹利也、1トップは垣田裕暉(U-18代表、トップ昇格)が務めた。一方、G大阪ジュニアユース時代に全国3冠を達成している世代が中心のG大阪は4-4-2システム。GK羽野匡哉、4バックは右から山中海斗吉岡裕貴松岡秀平初瀬亮(U-18代表候補、トップ昇格)。中盤は市丸瑞希主将(トップ昇格)と岩本和希のダブルボランチで右MF堂安律(U-18代表、トップ昇格)、左MF宮森祐希、2トップは高木彰人(U-18代表、トップ昇格)と武田太一がコンビを組んだ。

 ボールを握って攻めようとするG大阪に対し、鹿島は相手の心臓である市丸を平戸、岩本を西本がそれぞれ徹底マーク。鋭いアプローチで距離を詰め、市丸にキープされれば2人、3人がサポートに入って自由にプレーすることを許さない。それでもG大阪はボールを保持するが、なかなか局面を打開することができず、1対1の仕掛けは町田らにストップされてしまう。

 鹿島は前半4分に左FKをファーサイドの町田が折り返し、最後は垣田が右足で合わせる。G大阪も直後に武田の決定的なクロスが入るが、高木が足先に合わせたボールはファーサイへ流れてしまう。G大阪は堂安や高木が個人技でPAへ切れ込むシーンもあったが、スコアを動かすことはできない。40分にカウンターから堂安、高木と繋いだが右足シュートは枠を大きく外れた。

 一方の鹿島は前線をタフに走り回る垣田の迫力ある動きが相手にプレッシャーをかける。ロングボールを前線に入れてボールを収めると、西本の飛び出しや吉岡のドリブルなどで先制ゴールを狙った。

 両チームなかなかビッグチャンスをつくれないまま前半を折り返したが、後半10分、鹿島に決定機が訪れる。GKのミスキックを拾った平戸が右足ループシュート。だがボールはクロスバー上方へ外れてしまう。それでも後半13分、鹿島は左サイドでボールを持った大里が縦パスを入れると、DFと入れ替わった西本が切れ込んでラストパス。G大阪DFがクリアしきれずにこぼれると、拾った田中がGKのタイミングをずらして右足シュートを流し込んだ。

 先制した鹿島は19分、西本に代えてスーパーサブのFW色摩雄貴を投入。色摩の鋭いドリブルによってG大阪守備陣にプレッシャーをかけていく。鹿島は25分、吉岡の左クロスを垣田がダイビングヘッド。一方のG大阪は高木が球際でパワフルな動きを見せるが、鹿島は千葉らが身体を張った守りでゴールへ近づけない。G大阪は30分にMF大原俊輔、41分にDF杉山天真、43分にはMF食野亮太郎を投入。冷静にボールを動かす市丸中心に攻めるが37分にDF中野純を最終ラインに入れた鹿島の集中力は途切れない。相手の攻撃の起点を完全に封じ、最後までハードワークを続けた鹿島が1-0で勝ち、高校年代「真の日本一」に輝いた。

(取材・文 吉田太郎)
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