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ケルン、1月に長澤をレンタルで放出? 完全移籍の可能性も浮上

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 ケルンは、日本人MF長澤和輝(23)の放出を考えているのかもしれない。ドイツ『キッカー』は、ケルンのヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)が来年1月の移籍市場に向けて、同選手と話し合っていると伝えた。

 長澤とU-21ノルウェー代表FWバード・フィンネ(20)は、今年夏に2部カイザースラウテルンへレンタルに出される可能性が浮上していた。しかし、シュマットケGMは当時、2人の期限付き移籍を容認していない。長澤に関しては「中盤におけるフレキシブルなオプションとして、我々のプランにしっかりと入っているから」と強調していた。

 しかし、シーズン前半戦が終わろうとする現在、これまで長澤に与えられた出場時間は、リーグ戦では第11節ホッフェンハイム戦での45分間だけ。そしてDFBポカールでは2回戦ブレーメン戦の1試合のみだ。フィンネはそのブレーメン戦での途中出場のみと、さらに苦しい立場にある。

 そんな2人の状況が、1月に変わる可能性が出てきた。シュマットケGMは『キッカー』に対し、「2人と話し合っているが、まだ何も決まっていない」と、近々動きがある可能性を認めた。しかし、2人をレンタルで貸し出すのかと聞かれた同GMは多くを語らず。少なくとも長澤とフィンネのうちのどちらかは、完全移籍が考えられるとのことだ。

 2014年1月にケルンに加入し、ドイツでプロ選手としてデビューを果たした長澤。3年目は大きな変化があるかもしれない。

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