[12.19 プレミアリーグ第17節 エバートン2-3レスター・シティ]

　FW岡崎慎司の所属するレスター・シティがプレミアリーグ制覇へ前進する価値ある1勝を挙げた。

　2位アーセナルと勝ち点1差で首位のレスターは19日、プレミアリーグ第17節でエバートンと対戦。前半27分に岡崎が倒されて獲得したPKをMFリヤド・マハレズが決めて、先制に成功する。直後に同点とされるも後半19分に再びマフレズがPKを決め、2-1と勝ち越すと後半24分にも岡崎が今季3点目を決めて、リードを広げる。終盤にはエバートンの猛攻から失点したが、3-2で逃げ切った。

　これにより、レスターはクリスマスを首位で迎えることとなったが、プレミアリーグでは直近の6シーズンでクリスマスを首位で迎えた6チームのうち5チームが同シーズンのプレミア制覇を果たしている。仮に優勝を逃したとしても98-99シーズン以降、クリスマスで首位だったチームはすべてチャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内に入っており、好成績でシーズンを終えている。

　昨年はシーズン終盤まで残留争いを強いられたレスター。今季、クラウディオ・ラニエリ監督が就任し、プレミア残留を目標に今シーズン開幕を迎えたが、17試合を終えて11勝5分1敗と“まさか”の首位。ラニエリ監督は慎重な姿勢を崩していないが、このまま好調をキープできればプレミア制覇も近づいてくるはずだ。

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