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[MOM1642]明秀日立MF小磯克文(2年)_スーパーサブ再び輝く!全国初出場決定弾に続き、全国初勝利もたらすV弾

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 明秀日立高 2-1 四日市中央工高 駒沢]

 明秀日立高を全国初出場へ導いた左足が今度は全国初勝利をもたらした。明秀日立は1-1の後半14分、この日同点ゴールを決めているFW本田光(3年)に代えてMF小磯克文(2年)を投入。166cmの小柄なドリブラーが後半28分に決勝点を決めた。

 右サイド深い位置まで攻め込んだ明秀日立は細かくボールを繋いでDFの動きを止めると、最後は「トラップが思ったよりも上手くいった」という小磯が左足シュートを左隅へねじ込んだ。ゴールを確認すると背番号20はベンチへ向けてダッシュ。茨城県予選決勝も交代出場で決勝点となる左足シュートを決めているMFが再びチームを救った。

 萬場努監督が「(小磯投入は)いつもやっている形なので躊躇なく。サイドで突破した時に中が薄くなっていたのでそのままゴールに向かっていけるスピードがあった方がいいと思った」と起用理由を語ったが、その期待にゴールで応えた。予選から2試合連続での大仕事。本人は「得点を多く取るような選手ではない。昔からシュートが苦手で……」と苦笑いしていたが、指揮官は「何かあるんだと思います」と口元を緩めていた。
 
 小磯はチームトップとも言えるほどのキレを持つ高速ドリブラー。福島県いわき市出身で当初は中学卒業後に東京の高校へ進学するつもりだったという。だが、中学3年時の夏に骨折して練習会などに参加できず。「家から通えるところで全国目指そうと思って」茨城県北部に位置し、自宅から通うことのできる明秀日立に進学した。そこで「小学校入学からずっと見ていて本当に一回は出たいという大会」である選手権に自らの決勝ゴールで出場を決め、その舞台で「思ったよりも嬉しい。違いますね。予選とは」という決勝ゴールも決めた。
 
 乗りに乗っているスーパーサブはこの日、持ち味のドリブルで目立つことはできなかったが、「(ドリブルは)次に取っている?」との問いに「そう思いたいですね」と微笑。次は持ち味も発揮しつつ、予選からの3戦連発で三度チームに白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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