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[MOM1643]各務原DF森俊太(3年)_「デカイだけでは嫌だった」男の絶対に譲れない戦い

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 各務原高 1-0 佐賀北高 浦和駒場]

 誰よりも空高く舞った。スコアレスのまま試合は進んで迎えた後半27分、各務原高(岐阜)はCKの好機を得る。MF和田遼馬(3年)が蹴り出したボールはファーサイドにまで届き、待ち構えていたDF森俊太(3年=写真右)がヘディングで合わせて値千金の決勝ゴールを叩き込んだ。

「前半からずっとファーサイドが空いていると感じていました。マークをうまく外して、ドンピシャのボールがきたので、絶対に行けるという自信がありました」と狙いどおりの一撃にニヤリ。選手権初ゴールには「本当に気持ち良かったです。初めての選手権で、自分の決勝点で勝てたのは本当にうれしいです」と充実の表情を見せた。

 183センチの長身DFは決勝点を奪うだけでなく、本職の守備でも魅せた。佐賀北が放り込んでくるクロス、ロングボールに対していち早く反応。打点の高いヘディングで何度もはね返し、自陣ゴール前で決して制空権を渡さなかった。攻守で披露した絶大なる高さ。ここに、森のこだわりがある。

「入学当初、僕は179センチありました。ただ、デカいだけでは嫌だったので、ずっとヘディングの練習をしていました」。ヘディングでは絶対に負けたくない――。その気持ちを持ちながら3年間を過ごした結果、「自分は本当にヘディングしか持っていないと思っています。そこで勝てなければ、自分がいる意味はありません」とヘディングが自身最大の武器だと胸を張って答えられるほどまでに成長させた。

 初の大舞台に「本当にやばかったくらい緊張しました」と苦笑しつつも、「自分たちは新人戦で優勝してからずっと、選手権ベスト8を目標にしてきたので、そこを目指したい」と力強く語った。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 折戸岳彦)
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