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最下位相手に3失点でドローのインテル、マンチーニ「眠りすぎ」 「勝ち点2を捨てた」

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[2.7 セリエA第24節 ベローナ3-3インテル]

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは7日、セリエA第24節を敵地で戦い、最下位ベローナと3-3で引き分けた。右SBで先発した長友は、2試合連続のフル出場を果たしている。試合後、ロベルト・マンチーニ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

 指揮官は「セットプレーで3失点だ。眠りすぎだね。不注意なプレーがあった。スタートは見事だったが、それから2つのCKで逆転されて、試合が変わった。すべてが難しくなった」と振り返った。

 前半8分に右CKから先制したインテルだったが、同12分にCKから失点。さらに同16分にはFKの流れからヘディングシュートで1-2に逆転された。後半12分にはCKで再び失点を喫し、1-3に離される。なんとか後半16分、同33分の得点で3-3に追いついたが勝利はならなかった。

「我々は反応も良かった。しかし、再び不注意からCKで1-3とされてしまっている。良い試合をしていても、こういった形で3点も与えたら、ハードになるのは当然だ。勝ち点2を捨ててしまった」

「インテルが根性を持たずにピッチに立っているとは思わない。93分まで、我々は何度もチャンスをつくってきた。しかし、注意を欠くと危険なものだ」

 3日のキエーボ戦(1-0)に続き、2016年初の連勝を狙ったインテルだったが、引き分けに終わり、直近6試合では1勝3分2敗という状況。3位のフィオレンティーナとは勝ち点1差の4位へつけている。

 マンチーニ監督は「順位? 3位争いは最後まで続くだろう。我々の後ろにいるチームを相手に勝ち点を落としてしまったが、サッカーはおかしなときもある。これから5、6連勝することだってあり得るだろう。再び勝ち点を獲っていかないといけない」とコメントした。

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