beacon

[EL]最後までヒヤヒヤ…開始5分のPK弾を守り抜いたリバプールが16強入り

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.25 EL決勝T1回戦第2戦 リバプール1-0アウクスブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は25日、決勝トーナメント1回戦の第2戦を行った。リバプール(イングランド)はホームでアウクスブルク(ドイツ)と対戦し、開始5分のMFジェームズ・ミルナーのPK弾を守り抜き1-0で勝利。2試合合計でも1-0としたリバプールが決勝トーナメント2回戦へ駒を進めた。

 第1戦はスコアレスドローに終わったが、この試合は開始5分で均衡が破れる。右CKの流れからMFジョーダン・ヘンダーソンが入れたクロスに対し、競ったMFカイウビのハンドでPKを獲得。これをキッカーのミルナーが落ち着いてゴール右隅に流し込み、ホームのリバプールが先制に成功する。

 開始早々の先制で主導権を握るリバプールは前半22分、MFコウチーニョがハーフェーライン付近でパスカット。PA左で仕掛けたFWダニエル・スターリッジの横パスを勢いよくゴール前に走り込んだコウチーニョが右足ダイレクトで狙うもGKマルビン・ヒッツの正面を突く。逆に35分には、DFルーカス・レイバの不用意なバックパスをカイウビに奪われ、GKシモン・ミニョレもかわされて左足シュートを放たれたが、角度がなく、枠を外れて難を逃れた。

 リバプールは1点リードで迎えた後半5分に決定機が訪れる。左サイドの高い位置でコウチーニョがボールを奪い、PA内のスターリッジへラストパス。スターリッジが落ち着いて相手DFをかわして右足を振り抜くも、惜しくもゴール右へ外れる。32分にはFWロベルト・フィルミーノがPA内でキープしたボールを最後はヘンダーソンが右足シュートもGKヒッツの正面に飛んでしまい、追加点とはならない。

 すると、負傷で温存されていたエースのFWラウール・ボバディジャを投入したアウクスブルクが攻撃のリズムを作り、終盤にかけて猛攻を仕掛ける。後半44分にはゴール正面で獲得したFKをDFコンスタンティノス・スタフィリディスが左足で直接狙う。壁を越えて決まったかに思われたが、弧を描いたボールはわずかにゴール右に外れ、そのまま試合終了。虎の子の1点を守り抜いたリバプールがベスト16進出を果たした。

●プレミアリーグ2015-16特集
●EL15-16特集

TOP