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勝ち点3もたらす一撃!! 浦和FWズラタン「非常に良いボールだった」

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[2.27 第1ステージ第1節 柏 1-2 浦和 柏]

 タイトな試合にピリオドを打ったのは、途中投入されたストライカーだった。

 Jリーグ開幕戦、後半7分にFW武藤雄樹のゴールで先制した浦和レッズは、同17分にFWズラタンを投入。しかし、直後の同19分に柏に同点に追い付かれてしまう。その後は流れをつかんだ柏にゴールを脅かされる場面を作られながらも守備陣が失点をしのぐと、同39分にズラタンが大仕事をやってのける。

 右CKを得ると、キッカーを務めた武藤が蹴り出したボールにいち早く反応。ヘディングで合わせたボールはネットを揺らし、決勝ゴールが生まれた。「シンプルに右からのCKで、武藤選手から非常に良いボールが私のところに来たので、マークを外して押し込むことができました」と武藤への感謝を示した。

 一方の武藤はゴールを陥れたズラタンを称賛する。「柏木(陽介)選手が交代していたので、僕が蹴ることになりましたが、ニアを越えれば良いかなくらいの感覚で蹴っているので、ズラタンが決めてくれて助かりました」。

 開幕戦でチームに貴重な勝ち点3をもたらした。「初戦でゴールを決められたことは素晴らしいこと」と白い歯を見せたズラタンだったが、「ただ、ここで満足することなく、目の前にある試合に向けてチーム一丸となって戦っていきたい」と次戦へと視線を向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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