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120分の死闘から中2日…バイエルンが大迫途中出場のケルンに僅差の勝利

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[3.19 ブンデスリーガ第27節 ケルン0-1バイエルン]

 ブンデスリーガは19日、第27節2日目を行い、首位バイエルンは敵地でFW大迫勇也の所属するケルンを1-0で下し、2連勝を飾った。ベンチスタートの大迫は後半17分から途中出場している。

 16日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦で延長戦の末、ユベントスに4-2で逆転勝ちする死闘を繰り広げたバイエルン。FWトーマス・ミュラー、MFアルトゥーロ・ビダル、MFフランク・リベリ、DFフィリップ・ラームをベンチスタートとするなど先発5人を入れ替えて中2日の一戦に臨んだ。

 それでも前半10分、MFチアゴ・アルカンタラがゴール前に縦パスを入れると、相手DFのクリアミスをFWロベルト・レバンドフスキが右足で蹴り込み、先制点。幸先よくリードを奪い、試合を優位に運んだ。

 ケルンは1点ビハインドで折り返した後半17分から大迫を投入。早めの交代策でリズムを変え、バイエルンゴールに迫った。しかし、後半24分、MFマルセル・リッセの右クロスに飛び込んだFWアントニー・モデストはわずかに届かず。同29分にはリッセの浮き球のパスに反応したモデストがGKマヌエル・ノイアーと交錯しながらフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはDFダビド・アラバにブロックされた。

 何とか同点に追いつきたいケルンだが、後半39分のカウンターの場面で大迫がオフサイドとなるなどチャンスを生かせず。後半アディショナルタイム、リッセの右クロスに合わせたMFレオナルド・ビッテンコートのシュートもノイアーの好守に阻まれた。結局、最少得点差で逃げ切ったバイエルンが2連勝。20日に試合を控える2位ドルトムントとの勝ち点差を暫定で「8」に広げている。

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