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ハリルJ初選出のハーフナー、代表合流前最後の試合は不発

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[3.20 エールディビジ第28節 ADOデンハーグ1-0NEC]

 エールディビジは20日、第28節3日目を行い、FWハーフナー・マイクの所属するADOデンハーグはホームでNECと対戦し、1-0で勝利した。ハリルジャパンに初選出されたハーフナーは11試合連続の先発出場を果たすも、前節のユトレヒト戦(2-2)に続く2試合連続ゴールはならなかった。

 序盤は攻撃のリズムをつくれずにいたADOデンハーグ。ハーフナーとFWエドゥアール・デュプランがポジションを入れ替えながら打開を図ると、前半25分、左サイドに流れたハーフナーがPA左脇から低いクロスを送る。中央にデュプランが飛び込んだが、わずかに届かず、ボールは逆サイドへ流れた。その直後には右サイドからのクロスをPA内で受けたハーフナーが胸トラップから右足ボレーを試みるも、足にうまくヒットせず、相手GKにセーブされた。

 スコアレスのまま前半を終え、後半最初のチャンスをつかんだのもADOデンハーグだった。後半2分、FWケビン・ヤンセンが右サイドからクロスを上げると、ファーサイドからハーフナーが飛び込む。頭に当てれば1点という決定的なシーンだったが、DFに体を密着されていたこともあり、得意のヘディングに持ち込むことはできなかった。

 後半23分には敵陣中央のスペースで前を向いてボールを受けたハーフナーが左足を豪快に振り抜くが、強烈なミドルシュートは相手GKに弾き出される。チャンスを生かせないまま、ハーフナーは同38分にFWデニス・ファン・デル・ハイデンと交代し、ピッチを退いた。すると後半45分、ハーフナーと交代で入ったファン・デル・ハイデンの右クロスからゴール前のこぼれ球を最後はDFディオン・マローネが押し込み、決勝ゴール。1-0で競り勝ったADOデンハーグは2試合ぶりの白星を挙げ、3試合負けなし(2勝1分)となった。

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