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6戦ぶり白星ミラン新体制初陣で出番なし本田は21日カルピ戦起用か…指揮官「機会ある」

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[4.17 セリエA第33節 サンプドリア0-1ミラン]

 セリエAは17日、第33節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でサンプドリアと対戦し、1-0で勝利した。ミランの勝利は6戦ぶり。本田はベンチ入りしたが、2戦ぶりの出場機会なしに終わっている。

 監督交代を行ったミランが白星を取り戻した。ミランは12日にシニシャ・ミハイロビッチ前監督からクリスティアン・ブロッキ監督に交代する人事を発表。迎えた初陣の采配に注目が集まった。

 事前の予想通りシステムは4-3-1-2。しかしトップ下を復活させたが、そこに本田の名前はなく、こちらも予想通りMFジャコモ・ボナベントゥーラを起用。前政権下では不動のレギュラーだった本田はベンチからのスタートとなった。

 試合はスコアレスのまま進んだが、均衡が破れたのは後半26分、右サイドに流れたボナベントゥーラがドリブルで突破。マイナスにクロスを入れると、FWカルロス・バッカがワントラップから強烈シュート。これが決勝点になり、ミランが新体制初陣を白星で飾った。

 交代カードは後半9分に最初のカードとしてMFアンドレア・ベルトラッチに代えてMFアンドレア・ポーリが切られると、同36分にバッカに代えてFWジェレミー・メネズ、そして最後のカードはボナベントゥーラに代えてMFケビン・プリンス・ボアテングだった。

 本田はベンチ入りした試合では昨年12月13日のベローナ戦以来の出番なしに終わったことになるが、公式サイトによると、ブロッキ監督は本田について次のようにコメントしている。

「本田は今週、彼のクオリティを披露する機会があるはずだ。私は今夜誰が最もミランにいいプレーをもたらすかを考えた。ただ彼の先月までの貢献で、クオリティは分かっている」

 ミランの次戦は21日木曜日に行われるホームでのカルピ戦。トップ下で起用され、1アシストと結果を残したボナベントゥーラに代わって先発起用されることはあるのだろうか。

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