beacon

[プレミアリーグEAST]U-17代表FW中村駿太が2発!柏U-18がアウェーで王者・鹿島ユース撃破!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.17 高円宮杯プレミアリーグEAST第2節 鹿島ユース 2-3 柏U-18 カシマ]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは16日と17日、第2節を行った。昨年、プレミアリーグEASTとチャンピオンシップを制している鹿島アントラーズユース(茨城)と14年プレミアリーグEAST優勝の柏レイソルU-18(千葉)との一戦は3-2で柏が勝った。今季から元柏MFの永井俊太監督が率いる柏U-18は今季初勝利。一方、鹿島は昨年9月から続いていたプレミアリーグでの連勝が6でストップした。

 柏は前半16分、DF坂本涼斗のマイナスのパスをU-17日本代表FW中村駿太が右足で決めて先制。さらに後半10分、縦パスで抜けだした中村駿が右足ループシュートを決めて2-0と突き放す。「開幕戦がベンチスタートだったので、今回の鹿島戦が僕にとっての開幕戦というつもりでプレーしました。FWである以上、絶対に点を取ってチームを勝たせたいと思っていました」という中村駿の2発によって2点のアドバンテージを得た柏はさらに16分、MF中村陸の右クロスをMF大谷京平が決めて3点差とした。

 鹿島は24分にFW石津駿斗のゴールで1点を返すと44分にはDF白井亮の右クロスを井村瞭介が合わせて1点差。だが、反撃もあと一歩届かず、ホームで黒星を喫した。鹿島のMF西本卓申は「先制された後、反撃に出るのか、0-1のまま試合を運ぶのかが中途半端になっていたところで追加点を決められ、ようやく戦い方がはっきりしたのですが、それでは遅すぎます」と反省。熊谷浩二監督は「ホーム開幕戦ということで、選手たちは強い気持ちで戦っていました。ただ、劣勢に陥ってから(攻撃の)スイッチが入るようでは遅いですし、ある意味、こうした課題をシーズンの序盤に得ることができたのはプラスと捉えています」と前向きに捉えていた。

 一方、鹿島の追撃を振り切った柏の永井監督は「リードして迎えた後半は守備に人数を割くことを想定しており、途中出場の選手もよく戦ってくれました。毎週、このレベルで戦えるのは幸せですし、今回、鹿島に勝ったことで大きな自信にもつながると思います」。王者を止めた柏がこの1勝を今後に繋げる。


▼関連リンク
2016プレミアリーグEAST

TOP