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同い年で初代表の小林祐をイジり倒す宇佐美「イジりがいはない」

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 A代表で実現した“初対面”をうれしく思っている。日本代表FW宇佐美貴史(G大阪)にとって、A代表初選出のMF小林祐希(磐田)は同じ92年生まれのプラチナ世代。年代別代表でも長年チームメイトだった親友だ。

 初の代表合宿となった小林祐の様子については「別に変わらないですね。普段は普通のヤツなので、祐希らしくいると思う」と指摘。合宿初日の5月30日の練習では、小林祐が得点後に見せる“4番ポーズ”を宇佐美が真似してイジる姿もあった。

「サポートしているほどではないけど、意図的に大声でイジってはいる」。早くチームに溶け込めるように手助けしている宇佐美だが、小林祐の反応には物足りないところもあるようだ。「イジりがいはないですね。70でイジって100で返ってくることはない。照れて返されるくらいです」と笑った。

 3日のキリン杯準決勝で対戦するブルガリアについては「スーパーな選手がいるわけではない。油断はできないけど、自分たちがするべきプレー、最低限のプレーをすれば勝てると思う」と自信を見せた。A代表では自身にとって初の欧州勢との試合。「相手がどういう戦い方をしてくるかにもよるけど、自分たちのプレーがそういう相手にできるのか。結果を出すところが大事だと思う」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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