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15戦ぶり先発で燃えたG大阪MF大森、今季初得点で「アピールできた」

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[7.2 J1第2ステージ第1節 鹿島 1-3 G大阪 カシマ]

 リーグ戦での先発出場は第1ステージ第3節大宮戦以来。15試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねたガンバ大阪MF大森晃太郎は、久々の先発出場に「チャンスをもらったので何としてでも、自分のプレーを出していこうと思っていた」と意気込んでいた。

 前半23分に鹿島に先制点を奪われたG大阪だったが、すぐさま試合を振り出しに戻す。3分後の同26分、右サイドからMF阿部浩之が鋭いパスをPA内に通すと、ファーサイドで待ち構えていた大森が「浮かさないように当てることだけを考えていた」と右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、同点ゴールを記録。このゴールは自身にとって、今季リーグ戦初得点となった。

 後半23分にピッチを後にしたこともあり、「疲れていたから代えたと聞いたので、まだまだ運動量を増やしていきたい」と修正点を挙げつつも、チームの逆転勝利に貢献したことで「次につながる結果として、アピールできたかなと思う」と充実した表情を見せた。

 第1ステージ終了とともに、攻撃をけん引してきたFW宇佐美貴史がドイツへと旅立った。奮起が期待される大森は「今日の勝ちは大きいと思うけど、次の試合に勝たないと意味がない」と次戦でもチームを勝利に導こうと闘志を燃やしている。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第2ステージ第1節 スコア速報

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