バルセロナは12日、リヨンからフランス代表DFサムエル・ユムティティ(22)を5年契約で獲得したことを正式に発表した。クラブ公式サイトによると、獲得に2500万ユーロ(約29億円)を支払い、契約解除金は6000万ユーロ(約70億円)に設定したようだ。

　リヨンの下部組織出身のユムティティは、11年にトップチームに昇格し、フランス国内杯の優勝に貢献。在籍した5シーズンで公式戦170試合に出場し、5得点を記録していた。

　また、各年代で代表を経験しており、EURO2016に臨むフランス代表メンバーに招集されていたDFジェレミー・マテューの負傷によりA代表に初招集され、3日に行われた準々決勝で代表デビュー。その後、準決勝と決勝に出場していた。

　6月30日にクラブ間合意が発表されていたユムティティは今月15日にメディカルチェックを行い、正式にサインを交わす予定となっている。

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