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揺れる岡山湯郷、GK福元ら4選手「色んな事情があり」退団…宮間は残留「ご心配をおかけし…」

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 なでしこリーグ1部の岡山湯郷belleは10日、GK福元美穂、MF葛間理代、DF高橋佐智江、FW松岡実希の4選手が退団すると発表した。今後については言及していない。

 岡山湯郷は先日より結城治男監督代行の指導方法を巡って、主力選手が退団を申し出たという報道がされてきた。その中にはMF宮間あやの名前も含まれていたが、宮間は残留することになった。だが、今回退団が発表になった4選手に関しては、残留交渉が不調に終わったようだ。

 宮間は公式サイトを通じ「このたびは、多くのファンの皆様や関係者の方々にご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。話し合いの結果、チームに残留させていただくこととなりました。まずはリハビリに集中し、一刻も早く、チームに復帰できるよう頑張りたいと思います」とコメントした。

以下、退団する4選手のコメント
●福元美穂
「この度は突然の退団発表となったことを心よりお詫び申し上げます。シーズン途中、そして、勝てていない今、このような形でチームを去ることは大変無責任に思いますし、私自身、悔しく重い決断でした。チームメイト、チームスタッフ、スポンサーの方々、サポーターの皆様、チームを愛してくれている全ての方々にただただ申し訳なく思っております。

 勝てない現状に責任を感じ、とにかく勝つために必死の毎日でした。そのような中で気付かないうちに色々なバランスが崩れて、人を思いやるという部分が疎かになってしまっていたのかもしれません。

 15年目の今日まで、たくさんの方々と出会い、多くの愛をいただき、チームと共に成長出来たことに感謝の気持ちでいっぱいです。色んな事情があり、皆様の前できちんとお伝え出来ず、本当に申し訳ございません。これからも続いていくサッカー人生では、今までの感謝を心に刻み、私なりの道を進んでいきたいと思います。私はチームを去りますが、今後とも岡山湯郷Belleを宜しくお願い致します。本当に長い間ありがとうございました」

●葛間理代
「カップ戦が終了し、ここまででチームとして、そして私、個人としてチームに貢献して結果を残すことが出来なかったので、今回チームを退団させて頂くことになりました。

 私がサッカーを始めた場所に戻って来ることが出来たこと、そして私のサッカー人生で最高の環境でサッカーをさせて頂いたこと、本当に幸せだったと強く、強く感じております。

 今までも、そしてこれからも湯郷ベルを応援して下さるすべての方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございました」

●高橋佐智江
「この度はシーズン途中に退団を発表しなければならないことをお詫び申し上げます。2014年に入団してから、本当にかけがえのない貴重な経験をさせていただきました。

 私自身DFとして改めて守備の魅力、チーム全員で守ることの難しさ、サッカーと真摯に向き合うことの大切さなど多くのことを学ばせていただきました。

 どんな時でも温かいお声がけでチームを鼓舞し続けてくださるサポーターの皆様、チームを支え続けてくださるスポンサーの皆様、チームに関わってくださるすべての皆様に感謝しております。直接ご挨拶できない無礼をお許しください。本当にありがとうございました」

●松岡実希
「シーズン途中にも関わらず、そしてチームが結果を出せていない中、突然退団をするということになり大変申し訳ございません。いつも温かいご支援、ご声援をくださっているスポンサーの皆様、サポーターの皆様にはこのような形でチームを離れ、直接ご挨拶ができないことを心からお詫び申し上げます。

 私は8年間、岡山湯郷Belleという地域に愛されるチームでプレーできたことを誇りに思っています。それと共に、楽しい時も苦しい時もいつも一緒に戦ってくださったスポンサーの皆様、サポーターの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 本当に色々な経験をさせていただいた8年は私にとっての宝物です。今回このような途中退団となったことに、悔しさはありますが、ここでプレーできたことに悔いはありません。8年間本当にありがとうございました」

●なでしこリーグ2016特設ページ

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