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投入3分後に大仕事…川崎F森谷が大一番で決勝弾!!

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[8.20 J1第2ステージ第9節 浦和 1-2 川崎F 埼玉]

 出場からわずか3分後、川崎フロンターレMF森谷賢太郎が大仕事をやってのけた。

 前半に1点ずつを奪い合い、1-1で迎えた後半26分、森谷はFW中野嘉大に代わってピッチへと送り込まれる。「1-1で出されるということは、点を取るために出されたと思った。攻撃でやってやろうという気持ちがあった」。その言葉を体現するように、3分後の同29分、右サイドのDFエウシーニョが送ったグラウンダーのクロスに飛び込んで決勝ゴールを奪取した。

「いつも練習のときにあそこに入れようと言っているし、僕がクロッサーのときもあそこに入れようと考えているので、うまく走り込んだらボールが来たので良かった」。勝ち点3を上積みしたチームは年間首位をキープし、第2ステージ首位の座を浦和から奪い返した。

 第1ステージは12試合に出場しながらも、第2ステージは浦和戦まで出場機会が訪れなかった。「試合に出られない分、エネルギーが溜まっていて、出たらやってやろうという気持ちだったので、結果を残せて良かった」。大一番で久々の出場を果たし、チームに勝ち点3をもたらした男は白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第2ステージ第9節 スコア速報

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